「初めてテントを選ぶ人向け」とか
「キャンプ初心者の為のテント」とか、
謳ってるサイトの内容も見てると本当にそうなのか?と思うので、
これからキャンプを始めようと思っている友達に向けて言うように、
本音の内容を綴って行きたいと思います。
キャンプ初心者の為のテントとは
初心者入門用によく取り上げられるコールマンのドームテントや、
スノーピークのアメニティドームは、
本当に初心者が扱いやすいテントなんでしょうか?
初心者にはドームテント1択?!
初心者が勘違いしやすい罠
上記にあげた製品は出来るだけ機能をシンプルに大量生産し、
マットや周辺グッズなどをまとめ売りすることでコストを下げ、
エントリーモデルとしてお求めやすい価格となっています。
お求めやすい価格=初心者モデル
が、転嫁され・・
初心者=ドームテント
みたいに思っちゃうような。。
誰しも初めて組むテントならば初心者と同じ。
要するにテントを組むことに慣れれば初心者ではなくなるんです。
言い換えれば、
エントリーモデルにこだわる必要はないという事です。
だって一回でも組み上げれば覚えるじゃないですか。
何十年もキャンプしてる人だって、
失敗しながらだんだんとコツを掴んでいってるのかな(たぶん)。
作業性でテントを選んだ場合、
テントを張るのに慣れた時
周りと同じテントで本当に満足出来るでしょうか?
しかもコールマンもスノーピークも嬉しい事に丈夫なので、
なかなか次の買い替えタイミングは来ません。。
テントの選び方・ポイント
テント選びの基準となるのは、おおよそ下記順番になるでしょう。
- 使用人数
- デザイン・形状
- 生地(ナイロン・ポリエステル・ポリコットン(TC)・コットン)
- 価格帯
1.使用人数
テントはインナーサイズによって寝られる人数が決まってくるので、
まずは必要サイズ(広さ)を確認しましょう。
テント内はギリギリよりも少し広いぐらいの方が、荷物を置くスペースも確保出来ていいですよ。
2.デザイン・形状
デザイン・形状はどのような形のものがあるのか?
という事ですが、ざっくり分けると下記の5タイプ。
ドーム型
出典:BURTON/Nightcap tent
ティピ型(△テント)
出典:NORDISK/アルフェイム
ロッジ型(四角い家のような形)
出典:コールマン/オアシス
リビング付きタイプ(テントとスクリーンタープをセットにした形)
出典:スノーピーク/ランドロック
その他(特殊な形状)
出典:キャンパルジャパン/ツインピルツフォーク
3.生地について
生地の種類は主に4つ。
ナイロン・ポリエステル・ポリコットン(TC)・コットンです。
冬を除いた3シーズンならコットン以外で問題ないと思いますが、冬もキャンプだ!という方は生地が厚手で遮熱性もあり結露しにくい、コットンかポリコットン生地をおすすめです。
素材の違いによるメリット・デメリット
素材 | 重さ | 耐火性 | 対雨性 |
ナイロン | ☆☆☆☆ | ☆ | ☆☆☆☆ |
ポリエステル | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆☆ |
ポリコットン(TC) | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
コットン | ☆ | ☆☆☆☆ | ☆ |
- ナイロン・・山岳用などに使われる。超軽量で雨にも強い。ポリエステルよりもコストがあがる。
- ポリエステル・・最もスタンダードでコスト・軽量性・対雨性もあり、水に濡れても重さが変わらず作業性も良い。しかし耐火性には劣る為、焚き火を近くで行うと穴が空いてしまうリスクがあります。
- ポリコットン(TC)・・コットンとポリエステルの混合素材でいいとこ取り。コットンの耐火性も備えているがコットンより軽量化。ポリエステルよりは対雨性には劣ってしまう。ただし、結露はポリエステルよりはしにくい。
- コットン・・吸湿性が高く結露しにくいですが、反面雨が降ると吸水し生地が重くなります。使用後はしっかり乾燥させないとカビが生えます。耐火性が高く火の粉がついても穴が開きにくく燃え広がりません。真冬キャンプにはおすすめの生地ですね。
4.価格帯
価格帯はピン切りです。高いほど質が上がり機能性もUP。
居住の広さや機能(防水性・通気性など)、ポールの軽量化や強度など求めるほど価格はあがってしまいますが、仕方のないところです。
私が思う一番いいテントの選び方は、
「自分が気にいったテントで無理をしない範疇で購入する。」
これに限ります。
新たなお家を建てるような感覚なので、自分の気に入ったテントだと遠目から見てもテンション上がるしワクワクします!
きっと買って良かったと思える事でしょう。
初めてのテント選びまとめ
テントの価格差は・・
- 防水性
- 通気性
- 強度(生地・ポール)
- 生地の種類
- テントの広さ・形状
- 機能性
- ブランド
などにより、大きく変わってきます。
まずは自分が必要な仕様(人数・使用季節)を決め、
好きな形状・デザインを参考にして、
価格帯を探っていきましょう。
定番のコールマンやスノーピークの他にも、
ロゴスやノースイーグル、DOD、
ユニフレームなどのメーカーからもコスパの良い製品が出ていますので、
一度ホームページを見てみるといいと思います。
それからペグとハンマーを良いものに変えれば、
テントを楽に組めるようになります!
予算3万円以内で買える!お得なおしゃれテント!
とは言え何回行けるか分からないキャンプで、
いきなり高額なものは買えませんよね。
最後にコールマンやスノーピーク以外にもある、
お手頃価格なおしゃれテントを紹介します。
参考になりましたか?
良ければこちらの記事も参考にしてみてください!

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