せっかく建てたタープが風で倒れてしまった。
ペグ打ちしていたら、地面が固すぎてペグが曲がってしまった。
などという経験、あなたはありませんか?
それ、ペグのせいですよ。
タープやテントも様々な種類や形のものがあるように、
実はペグにも色々な条件に合わせて、
それぞれ得意の分野が存在するので覚えておきたいですね。
しかし、初心者のうちからたくさん覚える必要はないので安心して下さい。
基本的に2種類あれば、だいたいどこでも対応可能になります。
知っておきたい材質強度と打ち込み角度
まずは材質強度を押さえておきましょう。
ペグの材質は下記に記載したものが主になります。
右に行くほど硬く、値段も高くなる傾向にあります。
打ち込み角度は地面に対して60度、
ペグからロープに向かっては90度になるように打ち込みましょう。
これを意識するだけでググっと強度があがりますよ!
Vペグ
[モンベル]スチールVペグ30
見ての通りVの形をしている。
YペグやTペグなどもあるが基本役割は同じ。
柔らかめの土や芝などのサイトで性能を発揮する。
Vペグの性質
鍛造ペグなどピン状のものにはない、面の広さがある。
この表面積が重要で柔らかい土に対しても抵抗が増え、抜けにくくなる。
材質により耐久力が違うが、
より硬質なものを選べば曲がりにくく打ちこみやすいので作業性が良い。
鍛造ペグ
柔らかい砂・土質以外ならどこでも万能に使えて、強い万能ペグ。
スノーピークのソリッドステークが有名ですが、
村の鍛冶屋のエリッゼステークも負けていません。
むしろ私はエリステ派です。
鍛造ペグの性質
重く、頑丈。良いハンマーで叩けば硬い石も打ち砕けます。
このペグがあればテント設営の労力が半分で済みます。
「真夏の炎天下、一生懸命に入らないペグを何回も叩き続けた挙句、
ペグが曲がって使い物にならない。またやり直し。」
これではキャンプが嫌いになってしまいます。
鍛造ペグを持っていない人は、だまされたと思ってエリステを購入しましょう。
(ソリステより安いのも魅力)
そして、ハンマーも同時購入しましょう。
テント付属のプラハンマーやゴムハンマーでは、本当のパワーは得られません。
(ただしプラペグやアルミペグなどは、プラハンやゴムハンを使用して下さい。)
村の鍛冶屋のハンマーはエリッゼステーク用に開発された、
アルティメットハンマーです。
真鍮ヘッドが無駄なくパワーをペグへ伝えます。
またペグ抜き用のツノがある為、簡単にペグ抜きも終わります。
このハンマーはなんと名入れもしてくれます(税込1,080円)。
~余談~
柔らかい砂土などではVペグが面積を稼げてしっかりと固定できると思います。
その土地・土に合わせたペグを選ぶことで、突然の強風時などで事故が起きないように注意したいですね。
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